普段意識をしていませんが、
日々の生活の中で、知らず知らずのうちに物が増えていきます。
引越しが決まった時に荷物をまとめていくと、その多さに吃驚します。
引越しの時は配送料も掛かりますので、できるだけ不要な物を減らすチャンスですが、
不用品をゴミとして処分するにも、物の種類によっては何かとお金が掛かりますよね。
慣れない人はどこに頼めばいいのか戸惑われたり、
費用がいくら程かかるのか考えるだけで途方に暮れていきます。
今回は、不用品の処分方法や回収業者や大体の料金についてをご紹介します。
あなたにあった方法を見つけてくださいね♪
Contents
不用品を処分する方法
引越しに限らず、部屋の掃除を進めていくと多岐に亘る部類の不用品が出てきます。
数々の処分方法の中で、一番最適な方策は「不用品をキャッシュに替える」ことです。
あなた自身にとっては不要で、ごみ同然のものでも、どこかにそれを欲しい人がいて、
売ってしまって現金化できるものはたくさんあります。
特に引越しをする際には色々とお金がかかりますので、
できるだけ不用品を処分し、更にお金まで回収出来たら一石二鳥ですね。
不用品を処分する7つの方法
不用品を売る(現金化)
- フリマアプリを利用して売る
- 不用品買取専門店に売る
- リサイクルショップで売る
無料で引き渡す
- 家族や友人に譲ったり、いろんな団体に寄付する
- ジモティー(全国の無料広告の掲示板)を使って引き取りに来てもらう
処分料を払い、処分してもらう
- 自治体の粗大ごみ回収に出す
- 引越しの際は、引越し業者に処分も依頼する
- 回収業者に依頼する
処分費用の相場
処分されることが多い品目の、自治体、回収業者による処分費用のおよその相場は以下のとおりです。
~ベッドの処分費用~
■自治体での処分費用目安/1,000円~1,800円
■回収業者での処分費用目安/3,675円~5,250円
~タンス・チェストの処分費用~
■自治体での処分費用目安/300円~2,500円
■回収業者での処分費用目安/3,000円~
~ソファーの処分費用~
■自治体での処分費用目安1,800円
■回収業者での処分費用目安/2,000円~
~テーブルの処分費用~
■自治体での処分費用目安/300円~1,000円
■回収業者での処分費用目安/3,150円~7,350円
~冷蔵庫の処分費用~
■自治体での処分費用目安/3,400円~5,590円
■回収業者での処分費用目安/4,200円~10,500円
~洗濯機の処分費用~
■自治体での処分費用目安/2,300円~2,400円
■回収業者での処分費用目安/3,675円~5,775円
~テレビの処分費用~
■自治体での処分費用目安/1,700円~3,048円
■回収業者での処分費用目安/3,150円~7,875円
~エアコンの処分費用~
■自治体での処分費用目安/1,300円~9,000円
■回収業者での処分費用目安/3,150円~5,775円
(エアコン本体と室外機で別途費用が掛かる可能性があります)
…以上のように、
大型家具や家電の処分には、自治体や業者を問わず相当な金額がかかります。
もし安価でも売れるのなら、その差は大きいですね。
不用品処分方法それぞれの特徴
フリマアプリを利用して販売する
不用品をお金に変える方法として、年齢問わず利用者が急増しているのがフリマアプリです。
フリマアプリの最大のメリットは、ご自身で販売価格を決められる点です。
デメリットとしては、商品1点ずつの写真撮影、説明文の作成、発送するなどの手間がかかる点です。
送料は基本的には買った人が支払ってくれますので、手間を惜しまなければ一番利益があります。
(ただし、送料込みの価格設定の方が売れやすいです)
フリマアプリ:ヤフオク、paypayモール、メルカリ、ラクマ、ジモティー
不用品買取専門店に売る
フリマアプリで出品するのは面倒…
簡単に処分したいけれど、少しでも現金に換えたいとお考えの方は、
オンラインで買取サービスを専門にする買取専門店がお勧めです。
持ち込むのではなく、ネットから無料査定の予約ができますので
引越し予定に合わせることもできます。
リサイクルショップに売る
町のあちこちにリサイクルショップがありますね。
そちらに持ち込む方が多いと思います。
どんな商品でも一括りで売れるので、時間をかけず手早く処分したい人には向いています。
少しでもよい値段が付くように、衣類などでは埃を払ったりアイロンをかけたりして見た目をキレイにするといいですよ。
持ち込みの他に、宅配買取や出張買取というサービスをしているところもあります。
家族や友人に譲ったり、いろんな団体に寄付する
家族や友人、会社の同僚や知人に声をかけて、欲しい人に譲る方法は最も簡単かもしれませんね。
その他、現在はさまざまな団体が不用品の寄付を求めています。
自分には不要のものでも、他者の役に立つのなら、不用品を提供することで社会貢献になります。
NPO法人もったいないジャパンのような寄付を支援するサービスもあります。
自治体の粗大ごみ回収に出す
お住まいの自治体の粗大ごみ回収に出す方法です。
家庭から出されるものの内、一番長い辺が金属製品で30センチメートル以上のもの、それ以外(プラスチック商品、木製品など)で50センチメートル以上のものを事前申込により、有料で収集されています。
対象品目としては、家具(タンス、ソファ、テーブル)、自転車、楽器、ガスコンロなど。
各自治体によって回収に関するルールが異なりますので、お住いの自治体に問い合わせをするか、市のサイトで確認しましょう。
- 粗大ごみ対象品目とルールは自治体によって異なる
- 粗大ごみの対象品目は、各自治体により詳細が決められている
自治体で不用品回収してもらう最大のメリットは料金が安価なことです!
(自治体の場合は費用の一部が税金によってカバーされているため)
ただ、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機については、家電リサイクル法に基づいた処分が必要となります。
家電リサイクル法の対象品目の廃棄には「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
詳しくは、家電リサイクル券センターのHPにてご確認ください。
粗大ごみを出す方法、回収の流れ
- 処分を考えている物が、粗大ごみに該当するか確認
- 自治体の粗大ごみ受付センターに回収以来の電話もしくはメールをし、回収日と回収場所を決定する
- 有料粗大ごみ処理券(名称は自治体によって異なる)を購入(コンビニなどで販売)、粗大ごみに貼付
- 回収日に指定の場所に置く
自治体回収の場合、重さや大きさに関わらず、自宅までは回収に来てくれません。
自分で運び出す手間や回収日に合わせ指定場所まで持っていく必要があるので、体力に不安な方やエレベーターがないマンションや高層階にお住まいの方は大変かもしれません。
盗難を防ぐためにも、回収日の朝に出しましょう。
引越しの際は、引越し業者に処分も依頼する
引越しを依頼する業者が、不用品引き取りサービスをしていることもあり、
頼めば引越しと同時に片付きます。
不用品引き取りサービスのみの依頼もできます。各社のサービスをチェックするといいですね。
回収業者に依頼する
自宅まで不用品を引き取りに来てくれます。
自治体のように回収場所まで出す必要がない点がメリットです。
また、自治体では回収日が定められていますが日程の都合も融通が利きます。
• 料金相場は必ず確認しましょう。
回収業者に依頼する場合、出張費、車両費が含まれる基本料金、処理費用、別途かかる費用など、
回収業者によって設定が異なります。(基本料金の相場の平均:3000~5000円程)
トラブルを避けるために、事前にかかる費用を確認しておきましょう。
悪徳業者に要注意!
なかには、違法な不用品回収業者がいます!チラシをポスティングしたり、
車で「不用品回収」と言いながら回り、依頼すると高額な金額を請求する業者がいます。
市から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた事業者は、軽トラック等で街宣しながら廃棄物を回収することはありません。
くれぐれもお気を付けくださいね。
まとめ
不用品の処分方法を7つに分けてご案内しました。
引っ越しが決まっている方は、少し急ぎ足で検討する必要があるかもしれませんが、
それぞれにメリットとデメリットがありますので、
条件を比較をして頂いて、あなたに合った方法を見つけてくださいね。